台湾ブロガーのCocoです!
2013年に台湾に移住してきて、気づけば台湾生活も9年目に突入。周りの友人などにも「一生いるの?」「いつまでいるの?」と聞かれる事がよくありますが台湾の生活が気に入りすぎていて、今の所よそに移る予定はありません。
去年永住権を取得して労働が自由になったことも大きいのですが、台北という便利な街とてもで気に入っている家賃がそこまで高くないアパートに住み、素敵な友人たちに囲まれ、好きな仕事をして生活できている状態にやっとなれたので、少なくともまだ後数年はこの生活を続けるような気がします。
さて台湾での生活ですが、親日で位置的にも日本に近く、日本の文化が多く浸透しているとはいえど、外国である事にはかわりありません。私は16歳でニュージーランド移住→10年滞在→台湾のコースで来たので、正直台湾移住当初から「日本みたい!」という印象ばかりで、あまりカルチャーショックはありませんでした。(NZ移住時の方がカルチャーショックが大きかったから。)
ですが、今まで日本にしか住んだ事がない方が来る場合、覚悟しておいた方がいい事はいくつかあります。こちらで毎日楽しく生活するために、事前に心構えをするべきな点を紹介します!
1.衛生面
どこの国の人が日本へ行っても「日本は綺麗な国だ!」と言うように、日本は本当に衛生面がしっかりしている国です。このお店で食べてお腹壊さないかな?なんて思う事はまずありません。ところが台湾は夜市など屋台のカルチャーがあり、路上にセットされたテーブルで、プラスチックの椅子に座ってご飯を食べる事や、交通量の多い道路の側にある屋台で食べ物を買うのが普通です。慣れれば安いしおいしいし問題ないのですが、日本の綺麗な食堂やレストランしか経験がないと最初は少し厳しいかもしれません。
また、トイレも日本ほど綺麗ではありません。台北市はMRTの駅など、公共のトイレも年々綺麗になってきていますが、それでも日本と比べるとまだまだです。男性トイレは分かりませんが、女性トイレでは便座に足跡がついてる事も多々あります。(便座に足を置いて座って用を足す人がいるらしいので・・)しかし、去年コロナが流行ってから、色んな公共のトイレにアルコール消毒が設置されました!なので自分が使う前に拭くこともできますし、心配な方はアルコール消毒を自分で持ち歩けば問題ないかと思います。。
2.プライベートすぎる質問
台湾の方々はみんなフレンドリーで、外国人に興味津々で話しかけてくれる事が多いです。が、中華カルチャーのせいなのか、たまにプライベートな事にガンガン土足で踏み込まれます。私の経験上、台北の若い世代は少ないですが、年配の方々からは未だにあります。そして文化上お金の話をおおっぴらにするのがタブーではないようなので「家賃はいくら?」「給料はいくら?」から始まり、「恋人いる?」「結婚してる?」「台湾人と結婚して台湾に来たの?」と恋愛事情も根掘り葉掘り聞かれます。(笑)
長い付き合いになるであろう近所の方や、職場などで出会う方の場合はまだいいとしても、話し好きのタクシーの運転手さんが聞いてくる場合もあります。私は最初の方は中国語の勉強になると思いタクシーの運転手さんと話していましたが、あまりにも色んな事を聞かれるため面倒くさくなり、最近は1人の時はイヤホンをして話さないスタイルを貫いています。
全てに答えないといけないわけではないので、きちんと話さないといけない相手なのか、適当にあしらって大丈夫な人なのかを見極め、臨機応変に対応していけばそこまで疲れないのではないでしょうか。
3.作りの甘いアパートと常識の通じない大家さん
私は台湾に来てから大家さんとアパート運が良くて経験ないのですが・・。アパート探しのホラーストリーはよく聞きます。(笑)
台湾のアパートは古い建物をリノベーションしたもの、また新しいアパートでも日本ほど作りがしっかりしていないものが多く、設備が壊れたりなどの問題に直面する事が多いようです。大家さんもしっかり見極めないと対応してくれなかったりとか。怖がらせるつもりはないですが、室内でガス漏れしていた話も数回聞きました。
なので、アパートを探す時は以下の事に注意しましょう。
- ・見に行く時にスイッチを入れる、蛇口を全て開けてみるなど、設備をしっかり確認する
- ・大家さんと会えるのであればしっかり会話する
- ・事前に聞きたい事を全て聞く
- ・台湾人のパートナーや友達に一緒に来てもらう
- ・契約書が中国語なら、台湾人に一度読んでもらう
一度契約を結んでしまうと早めに退去する際に敷金が戻って来なかったりして損をしてしまうので、心地よく台湾生活をするためにもアパート選びは急がずにしっかりと考えるのをおすすめします。