台湾ブロガーのCocoです!
今年の5月から台湾生活も9年目に突入しました!移住当初はこんなに滞在するつもりではなかったのですが、あっという間に満8年。時が流れるのは早いですね。以前にも台湾散歩マガジンの「台湾華語を話せてよかったと思う瞬間BEST5!」という記事でも書いたのですが、台湾移住当初は「你好(こんにちは)」「謝謝(ありがとう)」「多少錢(いくらですか)」の3フレーズしか話すことができませんでした。
今では日常会話は問題ないレベルの台湾華語を話すことができるようになりました。台湾散歩で台湾華語を学習中の方々に、私が言語上達のためにしたことをシェアします!
1. 言語学習クラスに行く
インターネット上ではよく「日本にいながら自力で○○語をマスターしました!」など書かれている方を目にすることがあります。その言語が話されていない国に住みながらマスターするのは本当に難しいと思いますし、それで話せるようになれる方はすごいと思います。が、私には到底無理なので(笑)、台湾に来た最初の1年は台北で大学附属の語学学校に通いました。
教科書と日常会話は違うというのはみなさんご存知だと思いますが、私は台湾華語の基礎知識がないまま台湾に来て、2年目には仕事を見つけたかったので、語学学校できちんと基礎から学ぶことにしました。少し話せるようになり、台湾人の友人ができてからは「そんな言い方しないよ!」と笑われたことも多々ありますが、基本中の基本から文法などを正しく学べたのは良かったと思います。現地の人からナチュラルな言い方を教えてもらう際にも、文法の知識があれば早く理解したり覚えることができると思います。なので、ある程度のレベルに達するまでは、台湾散歩などのサービスを利用して、きちんと先生に教えてもらうことをオススメします。
2. 正しく発音するために、顔の筋肉の動かし方を練習する
まず、日本語は非常に発音の種類が少ない言語です。中学、高校の英語の授業でも最初はRとLの発音に戸惑いますよね。日本人はもともとそのディスアドバンテージがあり、多言語の正しい発音をマスターするのに常に苦労します。これはもう日本人に生まれた宿命だと思っています・・。
英語と台湾華語はまた違い、学習を始めると、今までの人生で聞いたこともないような発音がいくつか出てきます。(みんな最初にぶち当たる壁です!)そして、それを間違えると全然伝わらない・・ということが起こります。その独特な発音をする時の先生の口の形を見ていると、口の周りが大きく動いていることに気がつきました。実際、その動きを完全にコピーしないとその音が出ません。
私が語学学校時代にしたことは、とにかく口の形を真似る!です。(笑)日本人が苦戦するQu(去)とChu(出)の区別なんかは、最初は口に指を添えて無理に唇を動かしながら練習しました。(どちらもひらがなで書くと「ちゅう」なんですが、音が全然違うんです。)何回も何回もほっぺたを押しながら繰り返すと、自然に筋肉が覚えてくれます。その他、Zhi、Shi、Ri、という3つの曲者の発音も、とにかく舌の位置を意識して、時には鏡を見ながら何度も繰り返し練習しました。
日本人には慣れない”顔の筋肉を大きく動かす“ということ。私はこれが台湾華語が上達するための、かなりの重要ポイントだと思っています。
3. 台湾人の友達にナチュラルな言い方を聞く
これは日本にお住まいの方だと難しいかもしれませんが、現地人みたいに話したければ現地人に聞くのが一番!住み始めて数ヶ月して、日本語または英語を話す事ができる台湾人の友人ができ始めると、そこからは早かったです。
一緒にカフェでお茶をしている時などに「たとえば「超気まずいー!」って何ていうの?」など、日常生活で普通に使いそうなフレーズで、教科書には載ってないことをバンバン質問しました。(笑)みんな教えてくれるので、その場でスマホにピンインとともにメモし、気づいた時に見て復習する・・を繰り返し、何度か口に出して会話の時に使うとマスターできました。
台湾散歩の先生方は日本語が流暢な方が多いので、授業の合間にでも知りたいフレーズでナチュラルな言い方を聞いてみてもおもしろいと思います!
以上が私が台湾1年目に意識してやっていたことです。このおかげもあってか、今では「発音上手だね!あんまり日本人アクセントがないね」って台湾人の方から褒められることが多いので、ほっぺたを押しまくって良かったと思えます!(笑)どんな方法で学ぶにせよ、言語は楽しみながら学ぶのが一番!日本に住みながら台湾華語を学習されているみなさん、コロナ後に台湾旅行で使うのを楽しみにしてがんばってください!