みなさん、こんにちは、ミアです!
ここ最近、英語禁止チャレンジというテーマの日本YouTube動画にすごくハマっていました。
会話の中で絶対に英語を言ってはいけないというゲームです。
例えば、食事の時、コーラやビールなどの単語を言おうとしたら、他の単語に変えたり、
他の表現にしたりしないと罰を受けます。(コーラだと、黒いシュワシュワ飲み物みたいな…?)
絶対無理だろうと思い、爆笑しながら見ていました。
これが日本語でしか遊べないゲームじゃないかなと思いました。
日本語には、カタカナ語があるので、こういうゲームが成り立つのですね。
こういった言語の特性を利用して発明されたゲーム、台湾にもあったかなと考え、一つ思い浮かびました。
それは、英語禁止ではなく、「你我他nǐwǒtā」禁止です。
昔のバラエティ番組で一時期流行りました。
これがもし日本語でしたら、きっと楽勝ですね。
台湾華語の主語「你我他」
中国語も、台湾華語も、主語「你我他nǐwǒtā」を言う特性がありますね。
話す相手が目の前にいる時、むしろ名前だけを読んだほうが変な気がします。
例えば、ご飯の誘いをする場合
○ 你要不要一起去吃飯?
○ 小明,你要不要一起去吃飯?
△ 小明要不要一起去吃飯?
1番も2番もすごく自然な言い方で、2番は名前を呼んでも、後に「你」をつけますね。
3番目は間違ってはないのですが、第三者を呼んでいる、第三者の小明のことを聞いている感じがします。
ですから、もし小明が目の前にいたら、逆に距離感を感じますね。不思議ですよね。
日本語を勉強している私は、「あなた」という言葉に怯えていました。
名前を呼ばずにあなたというと失礼だと先生に教わってきたからです。
名前を覚えるのが苦手なのに、「あなた」も使えないのかと困っていました。
しかし、華語の「你」は全然失礼な感じがしないし、相手との距離を縮めることもできます。
目上の方に対しても、「你」や「您」の前に敬称をつけるとオッケーです。
最後に、「你我他禁止」はどんいう遊び方なのか、興味のある方はこちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Py6PngiEGz4
「你我他」って本当につい出てしまいますよね〜
台湾華語を勉強している方、ぜひ「你我他」を存分に使ってみてください!