台湾散歩で講師としてご活躍中の
Frederic講師
が台湾華語の文法をご紹介!
題して「日本人を困らせる台湾華語の文法を3分で解決」シリーズ!
中国語版、日本語版をご用意しております。
まずは中国語版で読んだ後、日本語版で理解度チェック^^
これで読解力もアップ間違いなしです☆
日本人を困らせる台湾華語の文法を3分で解決 VOL.6
華語中的單字,常常會因讀音的不同而有不同的意思,
就像日語漢字一樣,往往也有同字異音的用法,這時,就會因讀音而產生其他的用法。
上次我們介紹「了」的基本使用方式,但這個字在華語中也有不同的讀音,
就像常常用到的「了解」的「了(liao3)」,發音就是一個例子。
所以今天就繼續介紹「了」的其他用法。
菜太多,我們吃不了(出處:視聽華語二P266、276)
中村小姐最近剛畢業,進入一家公司上班,
這天上司本田先生為了替中村小姐迎新,特別邀請大家去吃飯。
本田先生進了餐廳,就跟大家說,今天我請客,大家不用客氣盡量吃。
說完就點了十道菜,可是全部才六個人,這時,中村小姐說:
「菜太多了,我們吃不了。」
這裡的「了」的讀音是「liao3」,並不是通常的「le」。
這種「動詞+否定(不)+了」的用法,有沒辦法或是不能做到的意思,
所以也等於「吃不完」的用法。
另外,像是「拿不了」,也就是「拿不動」的意思。
高興得不得了(出處:視聽華語二P131、134)
回到辦公室以後,中村的前輩植田小姐,從冰箱拿出一個蛋糕給了中村小姐,
中村小姐看到好吃的蛋糕,非常感動地說:
「今天真是高興得不得了!」
這個「了」的讀音一樣是「liao3」,「不得了」則有「非常」的意思,
換句話說,這裡的「高興得不得了」等於「非常高興」的意思,是一種「副詞」的用法。
另外,如果是「動詞+得了」就跟前面的用法不同。
跟第一段「吃不了」的用法剛好相反,也就是說「吃得了」等於是「吃得下」。
這裡的「得了」有能夠做到的意思,所以「拿得了」也可以說是「拿得動」。
真是太好吃了(出處:視聽華語一P149)
中村小姐吃完蛋糕以後,不禁說到:「蛋糕真是太好吃了。」
跟前輩打聽,這個蛋糕是哪裡買的,前輩植田小姐說,那是在百年名店所買的,
而且一片就要三百塊錢新台幣。中村小姐聽完以後,大叫:
「哇!這也太貴了。」
這裡的「太好吃了」和後面的「太貴了」兩句話中的「了(le)」,都有吃驚或是強調的意思,
換句話說,這是一種「太+形容詞+了」的用法,用來強調對於「好吃」和「貴」的驚訝或驚喜。
結論
「了」在華語中是個不容易理解與使用的字,不但使用範圍很廣,讀音和意思也個有不同。
希望透過這兩次的例句與文法解說,能幫助大家了解並懂得如何使用「了」這個字。
接下來我們還會介紹其他文法用語,歡迎大家持續關心喔!
・ ・ ・
続いては日本語をチェック~!答え合わせです♪
日本人を困らせる台湾華語の文法を3分で解決 VOL.6(日本語)
台湾華語の漢字には、同じ漢字でも発音が違うことで違う意味を持つものがよくあります。
日本語の漢字も同じですね、よくある同音異義語のように、読みによって他の用法を生み出します。
前回、紹介したのは「了」の基本的な使い方です。
ですがこの字は華語の中では他の読み方もあるんです。
例えばよく使う「了解」の「了(liao3)」、この発音が一つの例です。
それでは今日も引き続き「了」の他の使い方について紹介をしていきたいと思います。
菜太多,我們吃不了(出處:視聽華語二P266、276)
「料理が多すぎて、食べきれない」
中村さんは最近学校を卒業して、ある会社に就職したばかりです。
この日、上司の本田さんは新入社員の中村さんを歓迎するため、特別にみんなを食事に招待しました。
本田さんはレストランに入ってすぐ皆に、
「今日は僕がご馳走するから、皆遠慮しないで、たくさん食べてください」と言いました。
そう言うとすぐ、10品も料理を頼みました。しかし、食べる人は全部で6人しかいません。
この時、中村さんは言いました。
「菜太多了,我們吃不了」(料理が多すぎて、食べきれない)
こちらの「了」の発音はいつもの「le」ではなくて、
「liao3」です。
この「動詞+否定(不)+了」の使い方は「どうしようもない」、或いは「できない」の意味があります。
つまり「吃不完(食べきれない)」と同じ意味で使われます。
他にも、例えば「拿不了(持ちきれない)」は、「拿不動(持てない・動かせない)」という意味です。
高興得不得了(出處:視聽華語二P131、134)
「非常に嬉しい」
オフィスに戻った後、先輩の植田さんは冷蔵庫から一つのケーキを持ってきて、中村さんに渡しました。
中村さんは美味しそうなケーキを見た途端、とても感動して
「今天真是高興得不得了」(今日は本当に(非常に)嬉しいです)
と言いました。
こちらの「了」の読み方も「liao3」です。
「不得了」は「非常に」の意味があります。
つまり「高興得不得了(非常に嬉しい)」は「非常高興(非常に嬉しい)」と同じ意味です。
一つの「副詞」としての使い方です。
ちなみに、「動詞+得了」の用法は先ほどの例文とは違いますよ。
こちらの意味は一段目の「吃不了」とちょうど真逆です。
「吃得了」は「吃得下」と同じ「食べられる」の意味です。
すなわちこちらの「得了」は「できる」という意味になります。
ですので、「拿得了」も「拿得動」と同じ「持つことができる」という使い方です。
真是太好吃了(出處:視聽華語一P149)
「本当においしすぎる」
中村さんはケーキを食べ終えた後、
「蛋糕真是太好吃了」(本当においしすぎる)
と言わずにはいられませんでした。
先輩にこのケーキをどこで買ったのか尋ねました。
先輩によると、このケーキは100年続く老舗で買ったもので、そして一切れで300元するとのことでした。
中村さんはその話を聞くと、大きな声で言いました。
「哇!這也太貴了」(わあ!それは高すぎる)
この「太好吃了」と「太貴了」2つの「了(le)」は驚く様子や強調の意味があります。
つまり「太+形容詞+了」の文法で「美味しい」と「高い」を強調しています。
文末の「了」は驚きや喜びなど、話し手の気持ちを表す意味の「語気助詞」としても使われます。
まとめ
「了」は中国語の中でも理解や使用方法が難しい助詞の一つですが、
使用範囲が広いだけでなく、読み方や意味もそれぞれ違います。
この2回にわたる「了」に関する例文や文法解説が、皆さんの理解の助けになっていたら幸いです。
これからも、他の文法を紹介したいと思っています。ぜひ、引き続きご覧になってくださいね。